育児しつけと反抗期
反抗期というと、思春期ごろを思い浮かべる人も多いと思いますが、育児をしていくなかでしつけと反抗期の兼ね合いで悩むことが多いのが2歳頃に訪れる反抗期です。
今までは親がしてくれることに素直に従っていた子どもが、2歳ぐらいになると、なんでもイヤイヤと言い出す時期があります。
これがいわゆる第一反抗期と呼ばれる時期です。
いくら反抗期と言っても、思春期のように何でも一通り自分でできる年齢ではありませんから、お母さんとしては反抗して暴れる子どもをあやしながら育児を続けていかなければならず、体力的にも精神的にもまいってしまうこともあります。
厳しくしかりつけてしまって子どもに悲しい思いをさせてしまったり、逆にあとで親のほうが自己嫌悪に陥ってしまったりすることもあります。
反抗期の育児しつけ
こういった反抗期の育児やしつけとしては、まず、子どもと同じ目線に立って「○○ちゃんは〜なんだね」「そうだよね」と同調してあげることが大切です。
一見すると甘やかしにも思えますが、この頃の赤ちゃんは、とにかく自分でなんでもやってみたい、自分の考えを認めて欲しいという欲求を満たすために反抗しているので、よほど間違ったこと、社会的なルールに反することや生命の危険があるような行為でない限りは、子どもの言っていることに対して一定の理解を態度で示してあげることが入り口となります。
イライラしないことが大切
この時期はお母さんにとっても何かと忙しい時期ではあると思いますが、それにイライラしてしまっては、お母さんのメンタルヘルスが守られなくなってしまいます。
イライラせずに、ゆったりとした気持ちを持つことを心がけてみることで、子どもの考え方や性格が見えてきますし、それだけ子どもが成長している証なんだということが分かって、逆にうれしく思えることも出てくるでしょう。